

新プログラムの考案者はRozanna Chechetkinaで、そのきっかけとなったのは、Grand Hotel Moika 22のティーラウンジで行われている従来の会話形式のお茶の時間を発展させたいという思いだった。セレモニーは「Tête-à-tête」と名付けられ、ベルエタージュのラインナップ全体と同じルールに従う。テーブルは2人分のみサービスされ、お茶の時間を単なる合間の休憩ではなく、対話のための機会へと変える。
二人でのお茶の時間は、沈黙が言葉と同じくらい大切にされる、数少ないレストラン形式の一つであり続けている。
メニューは記憶のコラージュのように構成されている。夏のベリー、自家製のカッテージチーズクッキー、プルーストを連想させるマドレーヌ、オリジナルチョコレート、ルバーブ、グアバ。甘いものはチョコレートの器の中に隠れており、中身にたどり着くには割らなければならない。シンプルな仕草が小さな儀式へと変わる。盛り付けには旅への遊び心のあるオマージュもあり、旅行のお土産として持ち帰るようなミニチュアの蒸留酒が添えられる。
デザートには、商人Kolokolnikov家のコレクションに由来するインドと中国原産の茶葉が供され、甘いものは小さなサンドイッチと並んで、3段のスタンドに盛り付けられる。この形式はティーラウンジが開いている朝から夕方まで、10時から18時まで利用できる。プログラムの料金は4,700ルーブル、プロセッコ「La Gioiosa」のペアリングを付けると6,500ルーブルとなる。
出来上がったのは試食というより、二人のための小さな演劇だ。ここでは味わいが感情と一体となって働き、セレモニー全体は、お茶を一口飲む合間に浮かび上がる間や視線、物語によって成り立っている。
28.07.2026
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