LOONA Sochiは、レストラングループA.ピンスキー(A. Pinsky)、V.イストミン(V. Istomin)、A.ロセフ(A. Losev)(AVA Team)による3番目のプロジェクトとされている。ロシア国内、そして海外でも人気のイタリアンレストランになるまで、わずか2年しかかからなかった。

レストランはブランドの特徴を保ちながら、新しい現実と組み合わせている。

イリーナ・グリク(Irina Glik)率いるデザイン事務所Geometriaによる過去のプロジェクトと同様に、ソチ店もモダンなヨットスタイルの要素とイタリアの中庭の雰囲気を融合させている。ヴィラはモスクワ店と同様に2フロア構成だ。1階にはオープンキッチン、ワインルーム、そしてゲストの目の前で職人が手作りパスタを作るパスタ工房がある。2階には氷のディスプレイを備えた半円形のバーがあり、そこから海のパノラマビューが広がる。これがクルーズ船でのひとときのような雰囲気を作り出している。

A.ロセフ、V.イストミン、そしてブランドシェフのD.デニソフ(D. Denisov)が地中海料理を手がけている。彼らはクラシックなスタイルと現代的なトレンド、そしてソチらしい精神を巧みに融合させている。人気の食材には、Lorenzoオイル、2年熟成のParmigiano Reggiano、さまざまな種類のCaputo粉、有機の平飼い卵、Sicilianオリーブなどがある。パスタは毎日手作りされ、リゾットにはイタリア産のアルボリオ米が使われる。レストランの名刺代わりと言えるのがデザートだ——アーモンドのトルテッリーニからポピーシードのティラミスまで、種類も豊富に揃う。