インスティトゥーツキー通りにあるレストラン「Kitchen Gardeners」は、マルク・ラピン(Mark Lapin)によるプロジェクトで、1911年に建てられた技師ダニレフスキーの歴史的邸宅内にオープンした。店は「レストラン・ダーチャ」という形式でデザインされており、現代的な快適さと家庭的な雰囲気が融合している。

コンセプトはロシアの料理の伝統への敬意に基づいており、それは空間とメニューのあらゆる要素に反映されている。

レストランの内装は古い邸宅を思わせ、あらゆるディテールが居心地の良さと歴史を感じさせる。空間は明るいトーンでまとめられ、木材、リネン、陶器といった自然素材が強調されている。高い天井、大きな窓、柔らかく拡散する光が広がりを感じさせ、歴史的な内装のディテールが20世紀初頭の邸宅らしさを保っている。館内はシンプルな家具、落ち着いた色合いのテキスタイル、緑の植物が、静かで郊外らしい雰囲気を作り出している。

メニューは季節の料理とロシア各地域の料理を軸に構成されている。修道院風シチー(キャベツスープ)、アムール風ペリメニ(ロシア風水餃子)、パイクパーチのズラジ(肉団子)、自家製の漬物やパイなどが提供される。料理の基盤となっているのは質の高い地元食材と伝統的なレシピで、現代的な盛り付けで提供される。レストランにはキッズメニューも用意されており、サービスは落ち着いた家庭的な雰囲気を大切にしている。