ロマノフ横丁にあるレストラン Krasota は、White Rabbit Family チームによるガストロノミープロジェクトである。そのアイデアは料理と視覚芸術の融合に基づいている。あらゆる夕食がひとつのスペクタクルへと変わり、味、音、光がひとつの芸術的な体験へと結晶する。

コンセプトを担当するのはボリス・ザリコフ(Boris Zarkov)、ガストロノミーを担当するのはウラジーミル・ムーヒン(Vladimir Mukhin)とリカリオン・ソルンツェフ(Likarion Solntsev)、空間デザインを担当するのはナタリヤ・ベロノゴワ(Natalya Belonogova)とアントン・ネナシェフ(Anton Nenashev)である。

内装はナタリヤ・ベロノゴワ(Natalya Belonogova)が手がけ、舞台演出の一部として設計されている。ガストロシアター空間は20名の来客を想定しており、中央の楕円形テーブルを軸に構成され、アントン・ネナシェフ(Anton Nenashev)のスタジオによるビジュアルプロジェクションと照明効果に注目が集まる仕組みになっている。光、音、映像は料理の提供と同期しており、ホール全体を完全没入型の空間へと変えている。

Krasota のメニューは、イマーシブ・ガストロシアターという形式に完全に従属している。従来のような料理選びは存在せず、夕食はひとつのテーマでつながれた一連の場面として構成されている。ガストロシアターでは「Imaginary Russia」「Imaginary Art」「Imaginary Future」の3つのプログラムが上演される。それぞれ約2時間で、シェフのウラジーミル・ムーヒン(Vladimir Mukhin)とリカリオン・ソルンツェフ(Likarion Solntsev)による7皿のテイスティングメニューが含まれる。