ペテルブルク発のプロジェクトのモスクワ支店で、手がけたのはアンリ・ベール(Henri Ber)、スティーブン・シャルム(Steven Sharm)、ロマン・キセリョフ(Roman Kiselev)。

コンセプトはそのまま踏襲され、メニューは変わらずヘルシーなコンフォートフード、ジュースやスムージーが中心で、朝食は終日提供される。

ペテルブルク店・モスクワ店ともに、インテリアを手がけたのはエドゥアルド・エレムチュク(Eduard Eremchuk)とカーチャ・ピャティツカヤ(Katya Pyatitskaya)によるデザイン事務所Edxxkatだ。空間は未来的な雰囲気を纏い、反射する素材、パノラマウィンドウ、グレーの壁、ブランドAlienによる個性的なレザーチェア、壁にはFacultative Worksによる鮮やかなパネルが飾られている。個別のテーブル席のほか、大きな共用テーブルにも座ることができる。事前予約は受け付けていないが、うまく運営されているため席が取れずに困ることはない。注文はカウンターで行い、その奥にはメニューが表示される発光スクリーンが設置されている。

ビストロの厨房を率いるのは、École DucasseとLe Cordon Bleuで学び、ヨーロッパ、アメリカ、さらにはオーストラリアのレストランで経験を積んだロマン・キセリョフ(Roman Kiselev)だ。ロシア国内での実績には、Singer House内のカフェRené、バーSolids、Italy Groupや0.75 groupの系列レストランなどがある。彼はNothing Fancyのメニューを、終日提供される朝食と、ボウル料理の二つに分けた。朝食は好みに合わせて自分で組み立てることができ、まずベースを選び、そこにトッピングを追加していく。例えば、スクランブルエッグにピンクトマトやサーモンを加えることもできる。ボウルのセクションには、エビとブルグルのボウル、玄米を使ったブッダボウル、季節のボウルなどが揃う。